真っ赤なサルビアの花

夏に咲く花たち一覧

夏とは春と秋の間で、日本では6月 7月 8月をいいます。

暦の上では立夏から立秋の前日まで(陰暦の4月から6月まで)をいい、
天文学では夏至から秋分までをいうようですが、梅雨も明け一気に気温が上昇し
日本の一年で最も気温と湿度が高く日中が長い季節になります。

なお当サイトで紹介しています花は、開花時期によって
早春・春・初夏・夏・秋・冬 の 6つに分けています。

春と夏はどうしても花数が多くなるため、
早春・初夏も入れてまとめています。

基本は常温栽培での開花時期でご紹介していますが、
その年の気候や環境によっては開花時期に多少のズレが生じることがあります。

夏に咲く花たち

画像をクリックで花の詳細ページに飛びます。

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オイランソウ グラジオラス ムラサキツユクサ ベロニカ スパティフィラム
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ハイビスカス ヒオウギ サルスベリ サルビア ネムノキ
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ハマユウ ノウゼンカズラ カラー スイレン グロリオサ
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ペンタス キョウチクトウ ムクゲ クチナシ ダリア
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マツバボタン ノコギリソウ ペチュニア ホウセンカ アサガオ
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タマスダレ アンスリウム トルコギキョウ カンナ アリウム
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ニチニチソウ ガーベラ ヒマワリ コレオプシス ジニア
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ベルガモット オシロイバナ アンゲロニア トレニア インパチェンス
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ランタナ ヒソップ

夏の花と七十二候

二十四節気(にじゅうしせっき)は半月毎の季節の変化を示していますが、
これをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。

七十二候の名称は、気候の変化や動植物の様子が短い文で表され
おおかたはその時期の「兆し」を伝え、繊細な季節のうつろいを感じさせてくれます。

立夏(りっか)

・蛙始鳴(かわずはじめてなく)5月5日頃
蛙が鳴き始める頃。水田の中をスイスイ泳ぎ、活発に活動を始めます。「かわず」は蛙の歌語・雅語。

・蚯蚓出(みみずいずる)5月10日頃。
みみずが地上に出てくる頃。畑土をほぐしてくれるみみずは、動き始めるのが少し遅めです

・竹笋生(たけのこしょうず)5月15日頃
たけのこが出てくる頃。たけのこは成長が早く、一晩でひと節伸びると言われています。

小満(しょうまん)

・蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)5月21日頃
蚕が桑の葉を盛んに食べだす頃。蚕がつむいだ繭が美しい絹糸になります。

・紅花栄(べにばなさかう)5月26日頃
紅花の花が咲きほこる頃。紅花は染料や口紅になり、珍重されました。

・麦秋至(むぎのときいたる)5月31日頃
麦の穂が実り始める頃。「秋」は実りの季節を表し、穂を揺らす風は「麦の秋風」。

芒種(ぼうしゅ)

・蟷螂生(かまきりしょうず)6月5日頃
かまきりが卵からかえる頃。ピンポン球ほどの卵から数百匹の子が誕生します。

・腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)6月10日頃
草の中から蛍が舞い、光を放ち始める頃。昔は腐った草が蛍になると考えていました。

・梅子黄(うめのみきばむ)6月15日頃
梅の実が黄ばんで熟す頃。青い梅が次第に黄色みをおび、赤く熟していきます。

夏至(げし)

・乃東枯(なつかれくさかるる)6月21日頃
夏枯草の花が黒ずみ枯れたように見える頃。「夏枯草」(かごそう)はうつぼ草の異名です。

・菖蒲華(あやめはなさく)6月26日頃
あやめの花が咲き始める頃。端午の節供に用いる菖蒲(しょうぶ)ではなく、花菖蒲のことです。

・半夏生(はんげしょうず)7月1日頃
半夏が生え始める頃。田植えを終える目安とされました。「半夏」は「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名。

小暑(しょうしょ)

・温風至(あつかぜいたる)7月7日頃
熱い風が吹き始める頃。温風は梅雨明けの頃に吹く南風のこと。日に日に暑さが増します。

・蓮始開(はすはじめてひらく)7月12日頃
蓮の花が咲き始める頃。優美で清らかな蓮は、天上の花にたとえられています。

・鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)7月17日頃
鷹の子が飛ぶ技を覚え、巣立ちを迎える頃。獲物をとらえ一人前になっていきます。

大暑(たいしょ)

・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)7月23日頃
桐の花が実を結び始める頃。桐は箪笥や下駄など暮らしの道具に欠かせないものです。

・土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)7月28日頃
土がじっとりとして蒸し暑くなる頃。蒸し暑いことを「溽暑(じょくしょ)」と言います。

・大雨時行(たいうときどきふる)8月2日頃
ときどき大雨が降る頃。むくむくと湧き上がる入道雲が夕立になり、乾いた大地を潤します。

引用:https://www.hoshinosizuku.com/23/

夏の花の季語

俳句に使われる花や植物は、春夏秋冬ごとに決まっていますが、
昔からの季語は旧暦に合わせられているため、
実際の季節感と約ひと月ほどずれていることがあります。

アオイ(葵)、ボタン(牡丹)、ウイキョウの花、キョウチクトウ(夾竹桃)、クチナシ、サルスベリ(百日草)、スズラン(鈴蘭)、ネムノキ(合歓)、バラ(薔薇)、シャクヤク(芍薬)、スイレン(睡蓮)、アジサイ(紫陽花)、ショウブ(菖蒲)、ヒルガオ(昼顔)、卯の花、ヒマワリ、ユリ(百合)、アサガオ(朝顔)、スイカズラ(忍冬)など

参考:花の季語 130

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