ケマンソウの特徴と育て方や花名の由来 花言葉と誕生花

ハート型のキュートな花が魅力的!ケマンソウ(華鬘草 タイツリソウ)の特徴と育て方や花名の由来 花言葉と誕生花

ケマンソウは日本の高山に自生するコマクサに近い仲間で、キュートな花が魅力的な花です。山野草として扱われることもありますが、一般に露地植えされることも多く宿根草として扱われています。ケマンソウの特徴と育て方や花言葉などをご紹介します。

ケマンソウの特徴

ケマンソウは全体に水っぽくて柔らかく、葉は灰緑色で非常に美しく別名にあるようにボタンの葉に形が似ています。茎の先端や上部の枝に長い花茎を出して、ハート型の花が咲くにつれ花茎がしだれていきます。独特の形の花を1列に吊り下げるそのユーモラスな形からタイツリソウ(鯛釣り草)とも、bleeding heart(血の垂れる心臓)とも呼ばれます。

暑さに弱く自生地は森林や湿った深い谷間ですが、原産地でもまれな植物のようです。室町時代には渡来し、古くから栽培されてきましたが、それほど多く栽培される植物ではありませんでした。最近は特異な形の花や美しい葉が見直されて、観賞用によく栽培され、花色は桃色のほかに白がああります。

科名 ケシ科
種類 多年草
別名 ケマンソウ(華鬘草)、タイツリソウ(鯛釣り草)、フジボタン、ケマンボタン、ヨウラクボタン
原産地 中国、朝鮮
高さ 30~50cm
花期 3~6月
増やし方 株分け

 

ケマンソウの育て方

ケマンソウは、高温多湿を嫌うため、植え付ける際は夏場は西日があたらず木漏れ日が射し、風通しの良い場所を選びます。半日陰から日陰のシェードガーデンにも向く植物です。

午前中は日なたで午後は明るい日陰になる場所か、一日中明るい日陰で栽培します。日ざしの強い5月中旬から9月上旬は50~60%の遮光をして、日焼けや高温障害を防ぎます。暑すぎる場所では、夏を待たず地上部が枯れて早く休眠に入ってしまいますが水やりを続けると春に芽吹きます。冬は北風にさらされないような場所に置きます。

庭植えにする場合は落葉樹の下などが好適で、やや湿った場所に植えつけるようにします。

ケマンソウの水やりと肥料

鉢植えも庭植えも表土が乾き始めたら十分に与えます。
肥料は植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、5号鉢相当の株で三つまみ施します。

3月から9月は週に1回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。地上部が休眠した場合は必要ありません。庭植えも同様です。

ケマンソウの病気と害虫

病気はほとんどありません。ヨトウムシが主に晩春から初夏と、初秋の2回を中心に発生します。温暖な都市部では一年中見られることもあります。春先や新芽・蕾につくアブラムシも注意が必要です。

ケマンソウの植え付けと植え替え

鉢植えは毎年、または1年おきに、芽が出る直前の2月から3月上旬に行います。その際、太いゴボウ状の根は傷つけないように注意してください。

参考:みんなの趣味の園芸

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ケマンソウの花名の由来

吊り下がる花の様子を仏殿の装飾の華鬘(ケマン)に見立てて、この名前が付けられました。また、別名『タイツリソウ(鯛釣草)』は釣りざおに鯛がたくさんかかっているようにみえることに由来します。

英名の「bleedeng heart」は「血を流す心臓」と言う意味です。ハート形の下に水滴が垂れているような花の形が、出血している心臓や短剣で刺された心臓に見えたと言われています。

 

ケマンソウの花言葉と誕生花

「恋心」は、ケマンソウの愛らしい花の形が由来です。ハート形の花から、胸をときめかせる少女の心臓の鼓動が聞こえるようです。

また、「失恋」の花言葉は、ケマンソウが時間がたつと花の下の方から割れてきて、外側にめくれてしまうことに由来し、花の様子が壊れた恋心を連想させたのではないかといわれています。

花言葉「あなたについていく」「従順」は小さい花が一列に行儀よくたくさん並んだ花姿からついたと思われます。

海外の花言葉「ロマンチックな愛」は、ハートを思わせる花の形が由来です。たくさん並んだハートが、何度も愛の告白をする様子に見えたのでしょう。

白の「純粋」の花言葉は、欧米では白い色は優しさと無垢の象徴と言われていることが由来で、無垢で純粋な人の姿を連想させるのではないでしょうか。
ケマンソウの特徴と育て方や花名の由来 花言葉と誕生花
写真:yurisyanさん(写真AC)

花言葉:「恋心」「失恋」「あなたについていく」「従順」

※海外では「ロマンチックな愛」「純粋」

誕生花:4月12日、6月26日

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