ミセバヤの特徴と育て方や花言葉 誕生花

肉厚の葉にピンクの小花がかわいいミセバヤ(October daphne)の特徴と育て方や花言葉 誕生花

ミセバヤは日本に自生する植物。古くから各地に野生化していますが、現在では自生地は少なく、香川県小豆島の主に山地や谷あいの岩場にわずかに見られるものが唯一の自生といわれています。

ミセバヤの特徴

ミセバヤは春に芽出しが始まり、茎を斜めに伸ばします。多肉質で青みがかった緑色の丸い葉をつけ、縁には細かい切れ込みがあり、周縁がほんのり紅色に染まってなかなか趣がある葉をしています。

成長とともに茎は次第に垂れさがり、秋の中ごろから、垂れ下がった茎の先にピンクの小花が球状に集まって咲きます。

日本の古典植物として古くから親しまれ、種類も豊富で、ヒダカミセバヤ、カラフトミセバヤ、ユウバリミセバヤ、ツガルミセバヤ、エッチュウミセバヤと自生地によって葉や花にも少しづつの変化が見られます。

観葉植物や多肉植物としても多くの園芸家に親しまれており、分類によってはセダム(Sedum)属に含まれることも。

本来は岩壁に生えるので、ロックガーデンや、茎が垂れ下がって咲く習性から吊り鉢にしたり、少し高さのある鉢で垂れ下がらせると趣があります。

科名 ベンケイソウ科
種類 多年草
別名 タマノオソウ(玉緒草)
原産地 日本(香川県小豆島)
高さ 25~40cm
花期 9月~10月
増やし方 株分け、挿し芽、タネ撒き

 

 

ミセバヤの育て方

夏の暑さや冬の寒さにも強いミセバヤは、
一年を通して日当たりがよく風通しのよい環境であれば問題なく育てられます。

水やりと肥料

毎日1回の水やりでよいですが、乾燥にも強いので、雨の多い時期などは水やりを控えます。

鉢植えで植えつける際に緩効性化成肥料を少量入れるくらいで、肥料はあまり要りません。しかし古い株になるとだんだん栄養不足になるため、春と秋に月2回ほど、三要素等量の液体肥料を施します。

庭植えの場合も肥料はほとんど要りません。ほかの植物のついでに液体肥料を施すくらいでいいでしょう。

病気と害虫

特に目立った病気はありませんが、多湿になると株元が腐る軟腐病にかかりやすいので注意を。

また芽出しからアブラムシがついたり、ナメクジや小さなアオムシが発生して、葉を食害します。ヤスデやダンゴムシが下葉や古葉を食害し、食べかすが表土にたまって雑菌の温床となり、通気性や水はけにも影響を及ぼします。食害には特に注意が必要です。

植えつけ、植え替え

株を入手したら株よりも少し大きめの鉢に植えつけます。用土は、市販の山野草用培養土を使うといいでしょう。植え込んでたっぷり水をかけたら、1週間ほど日陰に置き、安定したら日当たりのよい棚上などへ移します。

根の成長が早いためすぐに大きくなるので、2年に1回は植え替えをします。植え替え時期は春の芽出しが確認できる3月下旬から4月下旬までが好ましいです。

株分けは株をあまり小さく分けず、必ず根を多めにつけて、手で引いて割れる程度に分けるくらいがいいでしょう。

 

ミセバヤの花名の由来

「ミセバヤ」という名前ですが、この花を深山で見つた高野山の法師が、歌の師である冷泉為久(1686~1741)に「君に見せばや(見せたいものだ)」と文を添えて贈ったことに由来するといわれています。

別名の玉の緒(タマノオ)は、長く垂れた花茎の先端に玉のような小花を咲かせることにちなみます。

 

ミセバヤの花言葉と誕生花

「大切なあなた」は、高野山の法師が恩師に美しい花を贈ったという花名に関する言い伝えにちなみ、

「つつましさ」は、長いおしべをもつ花がほんのりと美しい球状の花序をつくるという、繊細で女性的な花姿に由来します。

ミセバヤの特徴と育て方や花言葉 誕生花
写真:喜怒哀楽さん(写真AC)

花言葉:「大切なあなた」「つつましさ」

誕生花:9月17日 10月15日 10月25日

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