小花がかわいいゲラニウム(フウロソウ)

ゲラニウム(風露草 ゲンノショウコ Geranium)の特徴と育て方 花名の由来や花言葉 誕生花

楚々とした山野草の趣があり、可憐な花が次々と咲くゲラニウム。

ゲラニウムの特徴と育て方や花言葉をご紹介します。

ゲラニウム(フウロソウ)の特徴

春から初夏にかけて開花するゲラニウムは世界中に250種以上が自生しており、高山から平地の野原まで、さまざまな種が分布しています。草地や河原に生える民間薬として名高いゲンノショウコもフウロソウの一種です。

日本では山野草として扱われてきましたが、欧米から多くの品種が入り花壇や鉢植えで気軽に楽しめるようになりました。

細かく分枝した茎の頂部、または葉の付け根から花柄を伸ばし、花径2~5㎝程度の花を咲かせます。5枚の花弁を持ち、丸いものからハート形、尖ったものなど、品種により異なり、花弁には多くの場合、筋状の模様が入っています。

うつむき加減に咲く可憐な小さな花ですが、花色や花形はバラエティーに富み、ピンク系濃淡、白、紫系濃淡の他、黒花や複色など様々な色の種類があります。

こんもりと茂る切れ込んだ葉と多花性で愛らしく主張しすぎない小花なので、どんな花とも相性がいいです。寒さに当たると紅葉のように鮮やかに紅葉する種類もあり、なかなか風情があります。

根が強くとても丈夫で、特に難しい管理もなく、放任でも育ちますので、初心者の方にも安心です。

科名 フクロソウ科
種類 耐寒性宿根草
別名 風露草(フウロソウ)、アケボノフウロ、ゲンノショウコ(現の証拠)
原産地 ヨーロッパ、小アジア、ヒマラヤ~中国南西部(品種による)
高さ 10~60cm
花期 4~7月(※品種によってやや異なる)
増やし方 種まき、株分け

 


 

ゲラニウム(フウロソウ)の育て方

ゲラニウムの鉢植えは、午前中は日なたで午後は明るい日陰になる場所か、一日中明るい日陰で栽培します。暑い6月から9月上旬は遮光下に置いて日焼けや高温障害を防ぐように。冬は北風にさらされないような場所に置きます。

庭植えは日当たりから半日陰の場所で水はけと通気性のよい落葉樹の下などが好適です。

ゲラニウムは品種によって 草丈の低いタイプはバラなどの下草に、這い性タイプはグラウンドカバーに。草丈の高いタイプはボーダー花壇の彩にと品種の特徴に合わせて楽しむことができます。

水やりと肥料

鉢植えも庭植えも、表土が乾き始めたら十分に水を与えます。

肥料は、植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、5号鉢で三つまみ施します。3月から9月にかけて月1回、草花用の液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。真夏の間は3000倍程度に薄めたほうが無難でしょう。

病気と害虫

軟腐病、うどんこ病に注意を。軟腐病は、用土を水はけのよいものに替え、茎のつけ根から上部を粗い砂利で覆うとかなり予防できます。うどんこ病はあまり重症化しませんが、発病した葉を早めに取り除くことでまん延を防ぎましょう。

害虫はヨトウムシ、アブラムシ、ハダニに注意し特に夏のハダニは重症化することがあるので、早めに対処します。またナメクジによる食害が稀に見られるようです。

植えつけ、 植え替え

毎年、芽が出る直前の2月から3月上旬に行います。タネから育てた苗は成長に合わせて、時期を問わず一回り大きい鉢に植え替えます。庭植えの場合は3~5年に1回掘り上げて、株分けや整理を行うといいようです。

 

ゲラニウム(フウロソウ)の花名の由来

ゲラニウムの名前は、ギリシャ語で鶴を意味する「géranos」を語源としており、花後に、鶴のくちばしのような形をした果実が実ることから、この果実に由来しています。

フウロソウを漢字では「風露草」と書きますが、周囲を木々で囲んだ草刈り場のことを風露野と呼び、風露場に生える草という意味になります。

 

ゲラニウム(フウロソウ)の花言葉

花言葉「変わらぬ信頼」は、初夏が最盛期のゲラニウムですが、長期間 花を楽しむことができることに由来。小さな花が寄り添ってこんもり咲いてる花姿も信頼し合っているように見えますね。

花言葉「慰める」は、細い茎先に咲く花が風にゆらゆらゆれる姿からつけられたと思われます。

小花がかわいいゲラニウム(フウロソウ)
写真:しめさばさん(写真AC)

ゲラニウム(フウロソウ)の花言葉:「変わらぬ信頼」「陽気」「慰める」「妬み」

ゲラニウム(フウロソウ)の誕生花:5月6日 6月29日 7月27日

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