ブーゲンビレアの特徴
ブーゲンビレアは南アメリカ産の熱帯花木。
紙細工のような花弁は3枚の苞で実際の花は苞の内側にある小さい白い(薄黄色)の部分が花になります。このように、花びらに見える苞を持つ植物には、ポインセチアなどがあります。
赤やピンク、朱色など南国的な情熱を感じさせるブーゲンビレアは、寒さにも強く、霜が降りない地域では戸外でも冬越できる花木とされ、庭木としては関東以西の暖かい地方に適しています。
ブーゲンビレアは原産地の中南米では年中咲いている花で、長さも10m以上に成長しますが、ただ、日本ではなかなか環境が合わず、夏も暑すぎるために花が咲きにくくなるようです。
科名 | オシロイバナ科 |
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種類 | 半耐寒性常緑つる性花木 |
別名 | イカダカズラ(筏葛)、ココノエカズラ(九重葛) |
原産地 | 南アメリカ |
高さ | 3~5m |
花期 | 5~6月、10~11月 |
増やし方 | 挿し木、苗 |
ブーゲンビレアの育て方
植え場所は、風通しがよく日当たりの良い、やや乾き気味のところが理想的とされています。
日当たりがよく、家や塀などの建造物のそばで、根の発育が制限されるような場所。また斜面や屋根の近くなど乾燥気味の場所なども適します。
南国の花らしくとにかく日当たりが大事で、日陰では花数が少なかったり咲かなくなったりするようで注意が必要です。
水やりですが、蕾がついている時期と剪定後は鉢土の表面が乾いてから与え、新しい枝が10cm程度以上伸びた状態では、乾かし気味に管理すると蕾がつきやすくなるようです。
花が終わった枝は切り詰め3月に伸びすぎた枝や不要枝を整理して樹形を整えます。
ブーゲンビレアは毎年植え替えるよりも、2~3年に1回植え替えるようにする方が花が咲きます。根を傷めないように軽く用土を落として植え替えてください。
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ブーゲンビレアの花名の由来
学名のbougainvilleaは、ルイ15世が派遣したフランスの調査艦が発見し、その艦のブーゲンビル艦長の名前が由来です。
ちなみにパプアニューギニアのブーゲンビル島も、このブーゲンビルの発見によって名付けられたもの。
英名のbougainvillea、paper flowerは花が紙のような質感からで、和名のイカダカズラは、つる性の植物であることが由来といわれています。
ブーゲンビレアの花言葉
「情熱」「あなたしか見えない」「魅惑的」はつるが絡みつきながら伸び、花の色が赤やオレンジ、濃いピンクなど南国特有の鮮やかで燃え上がるような花姿にちなみ、贈り物にもぴったりの花木といえます。
「縁結び」は、つる性植物に共通する花言葉のシンボルとして。
ブーゲンビレアの本当の花は、あでやかな苞のあいだに、ひっそりと咲くことから「魂」という花言葉もあるようです。
花言葉:「情熱 」「あなたしか見えない」「魅惑的」「魂」「縁結び」
誕生花:6月30日 7月3日 7月15日 7月20日 7月23日 7月25日 7月26日 7月27日 8月4日 8月9日 8月16日 8月21日
ピンクのブーゲンビレア:7月20日 7月23日 7月26日