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アネモネの特徴
アネモネは高さ20~40cmで花径5cm近い大きな花をつける宿根草です。
花は一重咲きから八重咲きまであり、花色は赤、ピンク、青、紫、白など多彩でカラフルな花です。
小さな球根から次々に何本も花径を伸ばす人気の花で
6~8枚の花びらに見えるのは、じつは萼片です。
17世紀にヨーロッパのフランドル地方に登場したヤン・ブリューゲルなどの
花の画家たちが好んで描いていた愛らしい花ともいわれています。
科名 | キンポウゲ科 |
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種類 | 多年草 |
別名 | ハナイチゲ、ボタンイチゲ |
原産地 | 地中海沿岸 |
高さ | 10~40cm |
花期 | 4月~5月 |
増やし方 | 苗、球根 |
アネモネの育て方
植えつける際は、鉢植えは球根の先端が隠れる程度の深さ、庭植えはさらに厚さ5cm程度土で覆います。
つめ気味に植えた方が花が咲いたとき見栄えがしますが、
数年間植えっぱなしにするなら、球根がふえることを考えてやや広めに間隔を取るといいです。
育て方は日当りの良い場所で管理し、水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
環境が合えば、年々球根が増えて花もたくさん咲くようになります。
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アネモネの花名の由来
アネモネの名前は、ギリシャ語で「風」を意味する「anemos」が由来とされています。
風に揺れる花姿の様子がとても美しいことからその名前がついたそうです。
アネモネの花言葉
花言葉は、次の2つのギリシャ神話からきているとされます。
女神アフロディテに愛された美青年アドニスの流した血から咲きだした花という言い伝えや
キリスト教が広まってからは受難のキリストの血から咲いた花という伝承があります。
もうひとつの神話では、風神のゼフィルスに愛されていると思っていた恋人のフローラが、
ゼフィルスが愛していたのが侍女のアネモネだと知って、アネモネを追い出してしまいます。
穏便に済ませたいゼフィルスは、アネモネを見捨て花に変えて傍に置いたとされています。
神話のゆらいから、ヨーロッパでは古くからアネモネは美しさとはかなさの象徴とされており、
花言葉もこれにちなんでもの悲しいものになっています。
写真:ごたさん(写真AC)
花言葉:「はかない恋」「期待を込めて」「はかない夢」
誕生花:1月22日 2月2日 2月19日 2月21日 3月10日 3月12日 3月13日 3月18日 3月21日 4月2日 4月4日 4月6日 4月13日 4月16日 4月23日