梅の特徴と花言葉誕生花

早春に咲く花たち一覧

春の初めの頃を早春といい、
一般的に2月から3月の初めを表します。

まだまだ寒い日も多いなか、
日中は日差しに暖かさも感じられるように。

3月の中旬あたりからは、日増しに春らしいポカポカ陽気になり
本格的な春はもうすぐそこまで来ています。

なお当サイトで紹介しています花は、開花時期によって
早春・春・初夏・夏・秋・冬 の 6つに分けています。

春と夏はどうしても花数が多くなるため、
早春・初夏も入れてご紹介しています。

基本は常温栽培での開花時期でご紹介していますが、
その年の気候や環境によっては開花時期に多少のズレが生じることがあります。

早春に咲く花たち一覧

画像をクリックで花の詳細に飛びます。

プリムラ・ポリアンサ 野に咲くクリスマスローズ 梅の特徴と花言葉誕生花 木瓜の花 スミレの花
プリムラ クリスマスローズ ウメ ボケ スミレ
 
赤いツバキの花 新春の花フクジュソウ 早春を告げるスノードロップ 黄色いフリージアの花 黄色いスイセンのジョンキル
ツバキ フクジュソウ スノウドロップ フリージア スイセン
まるでドライフラワーのようなハナカンザシの花 小さな花がかわいいスイートアリッサム 紫色のクロッカス 早春に咲く雪割草 エレモフィラの特徴と育て方
ハナカンザシ スイートアリッサム クロッカス ユキワリソウ エレモフィラ

 

春の花と七十二候

二十四節気(にじゅうしせっき)は半月毎の季節の変化を示していますが、
これをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。

七十二候の名称は、気候の変化や動植物の様子が短い文で表され
おおかたはその時期の「兆し」を伝え、繊細な季節のうつろいを感じさせてくれます。

立春(りっしゅん)

・東風解凍(はるかぜこおりをとく)2月4日頃
春の風が川や湖の氷を解かし始める頃。「東風」(こち)とは春風を表す代名詞。

・黄鴬睍睆(うぐいすなく)2月9日頃
山里で鴬が鳴き始める頃。春の訪れを告げる鴬は「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれます。

・魚上氷(うおこおりをいずる)2月14日頃
水がぬるみ、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃。春先の氷を「薄氷」と呼びます。

雨水(うすい)

・土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)2月18日頃
雪がしっとりとした春の雨にかわり、大地が潤い始める頃。「脉」は脈の俗字です。

・霞始靆(かすみはじめてたなびく)2月23日頃
春霞がたなびき始める頃。春の霞んだ月を「朧月」(おぼろづき)と呼びます。

・草木萌動(そうもくめばえいずる)2月28日頃
草木が芽吹き始める頃。草の芽が萌え出すことを「草萌え」(くさもえ)と言います。

啓蟄(けいちつ)

・蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)3月5日頃
戸を啓いて顔を出すかのように、冬ごもりをしていた生きものが姿を表す頃。

・桃始笑(ももはじめてさく)3月10日頃
桃の花が咲き始める頃。花が咲くことを「笑う」と表現、「山笑う」は春の季語です。

・菜虫化蝶(なむしちょうとなる)3月15日頃
青虫が紋白蝶になる頃。「菜虫」は菜を食べる青虫のこと。菜の花が咲いてまさに春本番。

春分(しゅんぶん)

・雀始巣(すずめはじめてすくう)3月20日頃
雀が巣を作り始める頃。昼の時間が少しずつ伸び、多くの小鳥たちが繁殖期を迎えます。

・桜始開(さくらはじめてひらく)3月25日頃
桜の花が咲き始める頃。桜前線の北上を日本中が待ち望む、お花見の季節の到来です。

・雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)3月30日頃
春の訪れを告げる雷が鳴り始める頃。「春雷」(しゅんらい)は「虫出しの雷」とも呼ばれています。

清明(せいめい)

・玄鳥至(つばめきたる)4月5日頃
燕が南の国から渡ってくる頃。「玄鳥」(げんちょう)とは燕の異名です。

・鴻雁北(こうがんかえる)4月10日頃
雁が北へ帰っていく頃。雁は夏場をシベリアで、冬は日本で過ごす渡り鳥です。

・虹始見(にじはじめてあらわる)4月15日頃
雨上がりに虹が見え始める頃。淡く消えやすい春の虹も次第にくっきりしてきます。

穀雨(こくう)

・葭始生(あしはじめてしょうず)4月20日頃
水辺の葭が芽吹き始める頃。葭は夏に背を伸ばし、秋に黄金色の穂をなびかせます。

・霜止出苗(しもやみてなえいずる)4月25日頃
霜が降りなくなり、苗代で稲の苗が生長する頃。霜は作物の大敵とされています。

・牡丹華(ぼたんはなさく)4月30日頃
牡丹が大きな花を咲かせる頃。豪華で艶やかな牡丹は「百花の王」と呼ばれています。

引用:https://www.hoshinosizuku.com/23/

春の花の季語

俳句に使われる花や植物は、春夏秋冬ごとに決まっていますが、
昔からの季語は旧暦に合わせられているため、
実際の季節感と約ひと月ほどずれていることがあります。

ウメ、桃の花、サクラ、ツバキ、ライラック、ヤマブキ(山吹)、レンギョウ(連翹)、ワスレナグサ(勿忘草)、サクラソウ(桜草)、リンゴ(林檎)の花、フジ(藤)、ツツジ(躑躅)、スミレ、タンポポ、カイドウ(海棠)、ナノハナ、キンセンカ(金盞花)、ジンチョウゲ、ヒナゲシ(虞美人草)、ボケ、ロウバイ(蠟梅)、フキノトウ(蕗の薹)、ネコヤナギ、イヌフグリ、コブシ、モクレン、ネギの花(葱坊主)、チューリップ、スイートピー、ナヅナ(薺の花)、ボタン(牡丹)、ウノハナ、ポピー、など

参考:花の季語 130

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