木瓜の花

ボケ(木瓜 Chaenomeles speciosa)の特徴と育て方や花言葉

ボケの特徴

ボケは春を彩る花木として親しまれていて、
花は葉に先たちごつごつした短枝の先に、朱色や白、ピンクなどの5弁花を数個まとまって咲かせます。

原産は中国ですが、日本での改良も盛んに行われ、多くの品種があります。

日本に渡来したのは平安初期以前とされ、当初はもっぱら薬用として栽培されていました。
日本最古の薬用辞典「本草和名」にも『木瓜』の名前で登場しています。

江戸時代以降、観賞用として品種改良が進み、現在では200を超える品種が栽培されています。

花色や花形が豊富で、紅白咲き分けの“東洋錦”“日月星”、八重咲でピンクの“司牡丹”、緋紅色の一重大輪“緋の御旗”などですが、
日本に自生している「クサボケ」は一重咲きの朱色の花模様です。

また、ボケ(木瓜)には、枝にトゲのないものとあるものがあり、若い枝には褐色の細かい毛が生えています。やがてボケ(木瓜)の木が古くなるとその毛の色は灰黒色に変色します。

秋になると5~6cmのかりんのような黄色い楕円形の実をつけます。
長さ10センチほどで形はいびつですが、良い香りがするため、主に果実酒(ボケ酒)を作るのに使われています。

木瓜の実
写真:Kuaさん(写真AC)

科名 バラ科
種類 落葉低木
別名 唐木瓜(カラボケ)、毛介(モケ)、クサボケ(草木瓜)
原産地 中国
高さ 1~2m
花期 3~4月、11~12月(遅咲き)
増やし方 挿し木

 

 

ボケの育て方

ボケは日当たりが良く、水はけの良い保湿性のある場所を好みますが、
土質は特に選ばず比較的育てやすい木とされています。

地植え、鉢植えともに、花を咲かせる少し前に、緩効性の肥料を施し、
鉢植えの場合には、開花後にもお礼肥を施すとよいでしょう。

水やりですが地植えの場合、夏場の暑い時期以外はほとんど必要ありません。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらしっかり水やりします。

花芽は、長く伸びた枝にはほとんどつくられず、
基部のごくわずかに伸びた枝の他2~4年生枝の途中にもつくられます。

9月下旬~11月にかけて花芽を確認し、長く伸びた枝は数芽を残して切り詰めます。

棘状の小枝があるため扱いには注意が必要でしょう。

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ボケの花名の由来

学名Chaenomeles speciosa:属名カエノメレスは「大口を開けたchaino」を意味する語と「リンゴ melon」を合わせた語。

果実に裂けめができて割れ(現在は割れない)、果実がリンゴに似ているといわれてきたことから
「chaino(開ける)+ melon(リンゴ)」が語源とされています。

種小名スぺキオサは「美しい」、「華やか」の意味。

英名Japanese quinceは中国原産のボケですが、欧米では日本の花のイメージが強く、英名は、花を咲かせる日本のマルメロという意味から。

和名のボケ(木瓜)は、果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれ、中国名の「毛介(もっけ)」が訛ったものともいわれています。

 

ボケの花言葉

「平凡」の花言葉は、ボケが低木で小さい庭に向いていることに由来するといわれます。
「早熟」「先駆者」は一年の中でも梅の花と同じくらいボケの開花が早いところから。

「不老長寿」は、ボケの果実を浸けた酒は滋養強壮、不老長寿の薬用酒であったことに由来し、
「魔除け」「災厄除け」は、災い、病気を除ける形、5弁の花弁花に共通するシンボルから。

また葉の緑にギザギザを持つ植物に共通する邪気除けや悪霊除けが由来ともいわれています。

木瓜の花
写真:喜怒哀楽さん(写真AC)

花言葉:「平凡」「早熟」「先駆者」「不老長寿」「魔除け」「求愛」

誕生花:1月15日 1月16日 1月21日 2月1日 2月2日 2月4日 2月5日 2月9日 2月17日 2月19日 2月22日 12月15日 

※ピンクは1月23日

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