濃い青色の都ワスレの花

ミヤコワスレ(Gymnaster 都忘れ)の特徴と花言葉

ミヤコワスレの特徴

ミヤコワスレは花径3~4cmの多年草。
草丈30cm前後の楚々とした日本的な花です。

 
花色は紫紅色、濃紫色、淡青色、淡紅色、白など
かなり豊富な色がそろってます。

 
ミヤコワスレの原産地は日本。

 
原種のミヤマヨメナはは淡青色ですが、
江戸時代から改良されされてきた園芸品種のミヤコワスレには
ピンクや白もあり、庭に植えたり茶席に使われたりと広く人々に親しまれてきました。

 
シンプルな草姿ですが、都忘れ…
名前からしてステキですね。

科名 キク科
種類 多年草
別名 ミヤマヨメナ、ノシュンギク
原産地 日本
高さ 20~50cm
花期 5~6月
増やし方 苗、株分け

 

ミヤコワスレの育て方

ミヤコワスレは風通しがよく日当たりと水はけのよい場所で管理します。
暑さから守るために、6月から秋の彼岸頃までは、鉢植えのものは半日陰に置いて管理するように。

 
水やりですが、庭植えの場合は、ほぼ必要ありません。
鉢植えの場合は土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしてください。

 
花がらは病気の原因になるので、花がら摘みはしっかりやり、
早い時期から咲いた株は、花が少なくなったら切り戻し(剪定)をすると、わき芽が伸びて再びかわいい花が楽しめます。

 
庭植えは数年に1回、鉢植えは毎年植え替えます。

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ミヤコワスレの花言葉

ミヤコ忘れの花名は故事に由来します。

 
1221年、承久の乱に敗れて佐渡に島流しされた順徳院は、
都のみやびな生活を懐かしみ、わびしい暮らしを嘆き暮らしていました。

 
有る日、ふと目についた可憐なこの花に心を癒されます。

 
京の趣味人であった院が、その優しい風情に心を慰められ
「この花を見ていると遠い都の事も忘れられるようだ」と表現した逸話にちなみます。

 
そして、この伝承は花言葉の「しばしの慰め」「短い別れ」「また逢う日まで」などの由来にもなっています。

楚々と咲く都忘れの花
写真:七彩さん(写真AC)

花言葉:「しばしの慰め」「短い別れ」「強い意志」「また逢う日まで」

誕生花:3月11日 4月3日 4月9日 4月15日 4月21日 4月26日 5月13日 5月19日 6月23日 6月26日 8月1日

   ※ ピンクの誕生花は3月11日

 
※参考にさせていただいたサイトと書籍
みんなの趣味の園芸
lovegreen
・四季の花便利帳(主婦の友社)
・誕生花辞典(大泉書店)
・花言葉/花図鑑(大泉書店)
・花と木の名前辞典(西東社)
 

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