赤やピンクのカーネーション

カーネーション(carnation)の特徴と育て方や花言葉

ギャザーのような細かいひだがついた花弁が幾重にも重なってる花姿が、とてもゴージャスで可憐な花のカーネーションは、母の日の花として日本人に親しまれています。

誰もが知ってるカーネーションは、母の日が近くなると一気に花屋の店頭に並ぶ光景は圧巻で思わず幸せな気分にさせてくれます。

カーネーションの特徴

カーネーションは毎年5月の第二日曜日「母の日」の象徴花。世界中でお母さんにカーネーションを送る風習があります。

品種も豊富で花色や花形も多彩。一般的に大型の花をつける大輪タイプと、1本の茎に小さめの花がたくさん咲くスプレー咲きの小倫タイプがあります。

葉も細い葉がクルリとカールしているものや、くねくねと波打つものも。

春から初夏に咲く一季咲きと、春の花後に切り戻して秋にも咲かせる四季咲きがあり、多くが半耐寒性ですが、セキチクとの交配種は強くて耐寒性もありガーデンカーネーションも人気があります。

科名 ナデシコ科
種類 半耐寒性多年草
別名 オランダセキチク(和蘭石竹)、オランダナデシコ(和蘭撫子)、ジャコウナデシコ(麝香撫子)
原産地 ヨーロッパ南部、西アジア
高さ 15~120cm
花期 3~5月、9~11月
増やし方 株わけ、挿し木、葉挿し

 

 

カーネーションの育て方

カーネーションは庭植え、鉢植えを問わず、高温多湿を嫌うので、日当たりと風通しのよい環境で乾燥気味に育てます。暑さ寒さに耐えられますが、高温期は乾かし気味に管理して蒸れに注意し、冬は強い寒風に直接当てないようにします。

鉢植えは、雨が続くときは軒下などで雨よけし、また、日照不足は蕾が開かずにしぼんでしまいがちになりますから注意が必要です。

水やりと肥料

鉢植えは用土が乾いてきたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。

カーネーションは乾燥には比較的強いのですが、発蕾期、伸長期には水分を多く必要とするので、庭植えの場合も水切れに注意しましょう。水やりは秋から冬は控えめにします。

肥料は、夏の高温期を除いて定期的に施します。鉢植えの場合、緩効性化成肥料の置き肥なら月に1回、液体肥料の場合は月に3回くらいが目安です。成長の盛んな春と秋には肥効が途切れないようやや多めに施してもかまいません。

庭植えの場合も同様の肥料を施しますが、鉢植えよりも少なめで十分です。

病気と害虫

カーネーションには灰色かび病、ウイルス病、立枯病などに注意します。

灰色かび病は早めの防除を心がけ、花がらや枯れ葉はこまめに取り除いておきましょう。ウイルス病や立枯病はほかの株にうつらないよう隔離して焼却処分にします。

アブラムシが発生しやすく発生したら早めに防除してください。

植えつけ、 植え替え

秋になり涼しくなったら鉢植えは根鉢をくずして新しい用土で一回り大きな鉢に植え直しをします。赤玉土小粒7、腐葉土3の混合用土を基本として、少量の苦土石灰を混ぜておき、水はけをよくするため、これに1割ほど山砂か鹿沼土を配合するとよいでしょう。

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カーネーションの花名の由来

カーネーションという名前の由来は諸説あります。

花の原種が肉(肌)のような色をしていたため、肉(ラテン語:carn)の色の花という説。

また、ギリシャ語で王冠の意味がcoronaといい、シェイクスピアの時代に冠飾りの(coronation flower)に使われこれが転訛したもの、あるいは戴冠式を意味する語のコロネーション(coronation)が訛ってカーネーションとなったとの説もあります。

 

カーネーションの誕生伝説

白い花びらに赤い筋のあるカーネーションの誕生伝説を紹介します。

十字軍の時代(11~13世紀)ロンセッコ家の娘のマルガリータは騎士のオルランドと恋に落ちました。しかし婚礼の夜、オルランドは兵士に狩りだされ、マルガリータは自分の胸元に飾っていた白いカーネーションを彼の鎧に結び付け見送りました。

1年後、見知らぬ兵士がマルガリータのもとを訪れ、金髪の毛束と萎れたカーネーションを差し出します。それは、オルランドがお守りとして肌身離さず持っていた、彼女の髪と彼女からもらった白いカーネーションでした。

悲しみに暮れたマルガリータは血に染まった花を、愛する人の形見にと庭に埋めると、やがて翌年の春、花開いたカーネーションは、今まで誰も見たことがない美しい花色をしていました。

花びらの外側は白く、花の中心が赤く染まっていたのです。

マルガリータは生涯 独身を貫き、花を大切に育て続け、死の間際、妹たちに「この花は将来を誓い合った男性以外は与えないように」と譲り渡し、あの世へと旅たちました。(イタリア伝説)

 

カーネーションにまつわる神話や伝承

・カーネーションの歴史は古く、すでに古代ギリシャではワインの香りづけや花は砂糖漬けにされ香料として栽培されていた。

・ヨーロッパではキリストが処刑された時、マリアの涙の跡から咲いた花という伝承がある。

・イエス・キリストが生まれた時に初めて地上に現れた花のひとつであるとともに、つぼみが釘の形に似てることからイエスの受難のシンボルとも。

・聖母子の絵画に母性の象徴として描かれている。1907年、アメリカのアンナ・ジャービスによって提唱された母の日に、カーネーションを贈るのもこういった理由からである。

・日本へは20世紀初めアメリカから伝わり定着した。以前は母親が健在の場合は赤、失くした子供の場合は白だったが現在は赤白の区別はなくなっている。

・花びらの美しさからゼウス(ユピテル)に喜びを与える花として捧げられた。また結婚の花冠の材料として尊重された。(ギリシャ神話)

・トルコでは幸運の花として絨毯に織り込まれている。

 

カーネーションの花言葉

「母への愛」は、アメリカのアンナ・ジャービスが亡き母を偲びカーネーションを贈ったという歴史に由来します。

母の日が普及する以前の花言葉は「哀れな心」でしたが、近年は「母への愛」という、母の日にちなんだ花言葉が使われるようになりました。

母の日に最もよくつかわれている赤いカーネーションのほか、かわいらしいという理由でピンクのカーネーションやその他、白や黄色、オレンジ、青、紫などがあり、縁取りされているものなどもあります。

そしてカーネーションの花言葉は花色で違ってきます。

赤やピンクのカーネーション
写真:fujikiseki1606さん(写真AC)

カーネーション全般の花言葉:「無垢で深い愛」

・赤いカーネーション:「母への愛」

・白いカーネーション:「貞節」「純粋な愛」「私の愛は生きています」

・ピンクのカーネーション:「女性の愛」「美しいしぐさ」

・黄色いカーネーション:「軽蔑」

・紫のカーネーション:「誇り」「気品」

・青いカーネーション:「永遠の幸福」

・縞模様入りのカーネーション:「拒絶」

全般の誕生花:1月11日 4月15日 5月10日 5月11日 5月13日 5月15日 5月17日 5月26日 6月15日 10月11日 12月17日

赤いカーネーション:1月21日 5月1日 5月11日 5月12日 5月13日 5月15日 6月15日 6月20日 11月12日 11月20日

白いカーネーション:1月29日 5月9日 10月31日

ピンクのカーネーション:1月11日 1月21日 5月10日 5月15日

絞りのカーネーション:2月16日

斑のカーネーション:5月17日

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