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アリウムの特徴
アリウムは紫紅色の小花が千個以上集まって、
大きなねぎぼうずのような姿になります。
1mほどの茎先に紫紅色の小花が球状に集まってつき
直径10~20cmにもなってそれはもう壮観なものです。
アリウムには約700種の野生種があり、
タマネギ、ラッキョウ、ニラなどねぎ属の仲間。
探検家のオドノバンが中央アジアで採集して
1883年にロンドンのキューガーデンで開花させました。
日本には1936年に渡来しましたが、普及したのは戦後からといわれています。
インパクトのある現代的な印象の花として
切り花やフラワーアレンジメントで利用されとても人気があります。
鑑賞用の品種には、30~40輪の黄色い小花をつけるモリーや
20輪ほどの小さな白い小花をつけるネアポリタヌムなどがありますが、
中でも「巨大な」の意味を持つギガンティウムが一般的です。
科名 | ネギ(ユリ)科 |
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種類 | 多年草 |
別名 | ハナネギ |
原産地 | 中央アジア |
高さ | 100~120cm |
花期 | 6月 |
増やし方 | 苗、球根 |
アリウムの育て方
アリウムは日当たりのよい場所で育てます。
酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を混ぜてよく耕しておき
水はけが悪い場合は、腐葉土や堆肥を多めにすき込んでおくといいでしょう。
鉢植えは、水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。
水やりは、鉢植えも庭植えも、表土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。
極端な乾燥を嫌うので、3月からの成長期は特にしっかりと乾き具合をチェックしてください。
葉が黄変したら大形種は掘り上げ、分球して植え替えますが
小形種は数年植えたままで大丈夫です。
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アリウムの花言葉
アリウムの名前はラテン語の「ニンニクのような匂いを放つ」という意味に由来します。
アリウムはネギの仲間で、
事実、アリウムの葉をちぎるとネギによく似た匂いがします。
そして花言葉の「深い悲しみ」や「無限の悲しみ」は、寂しくたたずむこの花姿から連想されたものだと思われ、
紫の花色も人間の哀しさのイメージを象徴しています。
アリウムの花言葉には、贈るのには適さない言葉がありますから
プレゼントとしては考えた方がいいかもしれません。
花言葉:「深い悲しみ」「無限の悲しみ」「正しい主張」「くじけない心」「円満な人柄」
誕生花:5月2日 5月16日 5月31日 6月9日 6月18日 7月14日 7月23日