ミツバチとレンゲソウ

春を告げる花レンゲソウ(蓮華 renge)の特徴と育て方や花言葉

レンゲソウの特徴

レンゲソウは日本の春の田園風景に必ず見られる花で、レンゲ(蓮華)やゲンゲ(紫雲英)とも呼ばれています。

野原や畑、水田のあぜ道などに紅色の彩りを添え
春の風物詩として、子供の頃に花飾りを編んで遊んだ経験があるかと思います。

レンゲソウは茎の下部が多数分岐して地面を這うように成長して群生するのが特徴です。

花色は、ピンクや紫、白があり、草丈は5~10cmほど。
葉は羽状複葉で葉のわきから伸びる長い柄の先に蝶形の花弁が放射状に集まって咲きます。

白詰草にも似ていて、以前は、田んぼで種を播いて土の肥料分を増やす「緑肥」としていましたが、今ではほとんど見られなくなりました。

科名 マメ科
種類 一年草
別名 翹揺草(ゲンゲソウ)、紫雲英(ゲンゲ)
原産地 東アジア、中国
高さ 5~10cm
花期 4~6月
増やし方 種まき

 

 

レンゲソウの育て方

レンゲを育てる時に重要なのは、「乾燥」と「連作障害」。
日当たりがよい場所で、乾燥しないように注意して水やりをすれば、手をかけずに育てることができます。

レンゲソウは、根っこのところにある「根粒」というこぶに
「根粒菌」という細菌をすまわせ、根粒菌から養分をもらっています。

根粒菌には、空気中の窒素を植物の使える形に変える特別な能力があり、
すなわちレンゲソウ全体が、窒素をたくさん蓄えた肥料みたいなものというわけです。

なので、肥料の代わりとなり、田植えの前、このレンゲソウを機械で土の中に混ぜ込むことで、
腐葉土のように分解されて、土の中の肥料分が多くなります。

 

レンゲソウの種をまく時期・まき方

種まきは、9月下旬から11月の上旬までに行います。
鉢植え、プランター、庭植え、それぞれの育て方は次のようになります。

【鉢・プランターでの育て方】

草花専用培養土、または花・野菜用の培養土を使用し、レンゲ専用の根粒菌を混ぜ込みます。
種をまいて軽く覆土し、水を与え、日当たりが良い場所で管理します。

【庭植えでの育て方】

日当たり・保水力がある場所に腐葉土・レンゲ専用の根粒菌を混ぜ込み、種をまいて軽く覆土し、水を与えます。
根粒菌は、園芸店やホームセンター、農協などで購入できます。
無くても蓮華は育ちますが、根粒菌を使用した方が発芽の可能性が高くなります。

レンゲソウの水やり

【鉢やプランター】
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにします。

【庭植え】
レンゲソウは乾燥を嫌う傾向にあるので、土が乾燥しないように配慮します。
晴天が続き雨量が少ない場合は水を与えてください。

連作障害

連鎖障害とは、同じ場所で同じ作物を続けて栽培することを「連作」といい、それにより生産量が減少してくることがあります。 これを連作障害と言います。

レンゲソウなどマメ科の仲間は、連作障害がある懸念される植物とされているので、同じ土、同じ場所で育てると生育不良を起こす可能性があります。

翌年の対策として鉢やプランターで育てる場合は、新しい土を使用します。
庭植えで育てる場合は、昨年とは違う場所に植え付けるか、連作障害を軽減・緩和させる薬剤(園芸店で購入可能)を使用します。

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花名の由来

レンゲ畑
写真:さんぽ49さん(写真AC)

レンゲソウの英語名Chinese milk vetchは、レンゲを食べて育ったヤギが沢山の乳を出すことにちなみ、レンゲソウの花が蓮の花(ハスの花)にとても似ていることから、「蓮華草」と呼ばれるようになりました。

レンゲソウの和名は「紫雲英(ゲンゲ)」。
畑一面に咲き誇るレンゲの風景が、遠くから見ていると紫色の雲が低い場所でふわふわ漂っているように見えることが由来です。
※「英」は中国語で“花”という意味

 

レンゲソウにまつわるギリシャ神話

レンゲソウは花言葉のひとつに、「感化」があり
感化の意味には「人の心を変える」「行いを改めさせる」などがあります。

この花言葉の由来はギリシャ神話にあります。

祭壇に飾る花を探しに出かけたドリュオペは、春の野に咲いてる多くの花の中からレンゲの花を選びます。しかし、ドリュオペが蓮華の花を摘むと、折った茎から血があふれ出しました。

じつわ、精霊がレンゲの花に姿を変えていたのです。

精霊は、ここに咲いてるすべての花たちは精霊が姿を変えたものです。勝手に摘まないで!と話すと、ドリュオペはそこから動けなくなり、レンゲの花になってしまいました。

 

レンゲソウの花言葉

レンゲが咲き誇る田園風景は日本人の心に癒しを与えてくれるように、
レンゲの花の花言葉もステキな言葉がたくさんあります。

「春の訪れ」は、春になると田んぼ一面に一斉に咲く様子から。

「無邪気」「心が和らぐ」は子供の頃に蓮華の花を摘んだり花飾りを編んで遊んだ懐かしい思い出により、子供心に返り現在の苦悩をしばし忘れさせてくれる花という説と、薬草でもあったことに由来します。

レンゲの花や茎、根には薬効成分が含まれており、「私の苦しみを和らげる」「あなたは私の苦痛を和らげる」「私の幸福」「あなたと一緒なら苦痛が和らぐ」などは、解熱、利尿の民間薬として重宝されていました。

ミツバチとレンゲソウ
写真:エルドンさん(写真AC)

レンゲソウの花言葉:「春の訪れ」「無邪気」「心が和らぐ」「私の苦しみを和らげる」「あなたは私の苦痛を和らげる」「私の幸福」「あなたと一緒なら苦痛が和らぐ」「感化」「あなたは幸福です」

誕生花:3月1日、3月3日、3月7日、3月12日、3月20日、3月22日、4月8日、4月13日、4月18日、7月3日、8月22日、8月31日
 

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