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シャクナゲの特徴
シャクナゲは常緑の低木で、中国やヒマラヤ、日本などの高山に生える野生種と
園芸種(西洋シャクナゲ)があります。
放射線状に広がった葉の上に、ツツジを大ぶりにしたような
鐘型で長さが5~10cmほどの花を枝先に5~10数個かたまって咲きます。
中には15cm近い種類もあり、まとまって花開くさまは花言葉どおりまさに荘厳。
西欧シャクナゲはヒマラヤや中国の野生種を宣教師などが、
自国に持ち帰り栽培したのが始まりとされ
ヨーロッパでは1800年代から盛んに改良が進められました。
日本には明治期に導入されて、さらに改良され数多く出回っています。
花色は淡紅色、白、赤、オレンジ、紫など、
黄花を付けるキバナシャクナゲという種類もあります。
科名 | ツツジ科 |
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種類 | 常緑低木、常緑高木 |
別名 | セイヨウシャクナゲ、シャクナンゲ、ロードレンドロン |
原産地 | アジア、ヨーロッパ、北アメリカ |
高さ | 50~500cm |
花期 | 4~5月 |
増やし方 | 接ぎ木、挿し木、苗 |
シャクナゲの育て方
シャクナゲは鉢植えも庭植えも3月中旬から10月までは、
西日の当たらない半日陰で、
11月から3月上旬までは、寒風の当たらない日なたで管理します。
鉢植えは夏の暑さと直射日光を避け、朝日が当たる程度の涼しい場所に移動させるか、
日差しを遮れるもので50%程度の遮光をします。
鉢植えの水やりは、基本的に乾いたらたっぷりと与えます。
極端な乾燥に弱いため、夏は涼しい朝と夕方の2回、葉水を兼ねて与えてください。
庭植えは、夏以外は基本的に水やりの必要はありません。
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シャクナゲの花言葉
シャクナゲはその華やかさから「バラを女王とすれば、シャクナゲは帝王」と呼ばれています。
日本でも古くから親しまれ豊作を祈るために、
愛媛県の霊峰・石鎚山(いしづちやま)のハクサンシャクナゲを行者が持ち帰り畦に挿したという風習も。
高嶺の花の異名に損なわず威厳のある姿をしてることから、花言葉には「荘厳」「威厳」という名前がつけられています。
「警戒」「危険」は、シャクナゲの葉にはロードトキシンことグラヤノトキシンなどのケイレン毒を含む有毒植物であることにちなみます。
写真:aicさん(写真AC)
花言葉:「荘厳」「威厳」「警戒」「危険」
誕生花:2月20日 4月26日 5月6日 5月8日 5月10日 7月12日 8月2日
※ピンクのシャクナゲは 6月5日
※セイヨウシャクナゲは 5月15日
※参考にさせていただいたサイトと書籍
・みんなの趣味の園芸
・wikipedia
・花札庵
・四季の花便利帳(主婦の友社)
・誕生花辞典(大泉書店)
・花言葉/花図鑑(大泉書店)
・花と木の名前辞典(西東社)