ユウゼンギク(友禅菊 宿根アスター)の特徴と育て方や花名の由来 花言葉と誕生花

ユウゼンギク(友禅菊 宿根アスター)の特徴と育て方や花名の由来 花言葉と誕生花

ユウゼンギクは育てやすいのでガーデニング初心者や愛好家の間ではとても人気があるといわれています。今回はユウゼンギクの特徴と育て方や花名の由来などについて調べてみました。

ユウゼンギクの特徴

ユウゼンギクと聞くといかにも日本的な美しい名前ですが、別名として「宿根アスター」や「ミケルマスデージー」などとも呼ばれます。

もともとは北アメリカ原産の宿根草で、直立する茎の上部が分岐しその枝の先に小菊のような花径2~3cmのかわいい花を多数つけます。
舌状花(花びら部分)が放射状に広がり、中心の筒状花が黄色っぽいのが一般的です。楚々とした野菊のような風情がありながら、鮮やかで華やかな印象です。

秋にやさしい雰囲気の花が咲くので、上手に育つとお庭が一気に秋らしくなります。
花色は青紫や赤紫、青、白、ピンクなど!一重咲き・八重咲と種類も豊富です。
ユウゼンギクは密集して咲く特徴があるため、群集で一斉に開花するとひときわ存在感があります。

科名 キク科
種類 多年草
別名 宿根アスター、ニューヨークアスター、メリケンこぎく、東雲菊(シノノメギク)
原産地 北アメリカ
高さ 50~100cm
花期 9~11月
増やし方 挿し木、株分け

 

ユウゼンギクの育て方

ユウゼンギク(友禅菊)は生命力が旺盛なので初心者の方でも比較的簡単に育てることができます。鉢植え、地植えともどちらでもです。日当たりのよい場所がおすすめですが少しくらい日が当たらなくてもしっかりと育ちますので、花数は少なくなりますが半日陰でも問題ありません。

ただし高温には弱い植物なので西日が強い場所なら真夏は明るい日陰に移すなどの対策をしてください。
花がらはマメに摘み取り、花後に葉が枯れたら茎を切り取り株が込み合ってきたら株分けしましょう。

 

ユウゼンギクの水やりと肥料

鉢植えで育てている場合は、表土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと水やりをすることが基本です。ただし水を与えすぎると根腐れしますので、土がしっかり乾くまでは水やりをしないでください。

地植えで育てている場合は、定着してしまえば水やりは基本的に不要です。夏場は乾燥しやすく高温で水を欲しがるため、日照りが続く真夏には朝または夕方に水やりをしてください。

肥料を与えるタイミングは春から初夏(4月~7月)にかけて、緩効性肥料を少量与えると株が充実して花がよく咲きます。また生育期に液体肥料を与えるとよく育ちます。基本的に生命力が強いので肥料がなくても元気に育つとされています。

花後に地際近くでばっさり切り戻すと、翌年もきれいな株になります。春か花後は数年ごとに株分けをすると、更新もかねてよく育ちます。
 

ユウゼンギクの病気と害虫

アブラムシやうどんこ病など、キク科の植物に出やすい病害虫が発生します。 春に発生しやすいので、こまめにユウゼンギクをチェックして虫がついていないか見てみましょう。
特にうどん粉病は注意がいります。

ユウゼンギクの植え付けと植え替え

時期は、春か秋が基本です
ユウゼンギク(友禅菊)の植え付けは3月から5月、または9月から10月です。春や秋など気温が穏やかな時期に植え付けをしましょう。

鉢植えで育てている場合は年に1回ほど植え替えをします。ひとまわり大きな鉢に植え付けることで、また元気に育ちます。
地植えの場合は3年に1回ほどのタイミングで植え替えをしてみてください。どちらも真夏と真冬の作業は避け、涼しい時間帯に行います

参考:みんなの趣味の園芸

 

ユウゼンギクの花名の由来

植物学者の牧野富太郎博士が、小さな紫色の花が鮮やかに密集して咲く様子を、京都の伝統工芸「友禅染め」の美しい模様に見立てて「友禅菊」と名付けた、という話が最もよく知られています。

これは科学的・観察に基づく命名で、厳密な「伝説」というよりは美しい逸話です。

このようにユウゼンギクは花の色が美しく、まるで友禅染めのように鮮やかだからということが由来してこのような名前になりました。
アメリカから入ってきた植物なので、メリケン小菊とも呼ばれます。ちなみに英語名は「ニューヨークアスター」です。アメリカを代表する菊であることからこのような名前になったと思われます。

またキリスト教のミカエル祭の時期に開花していることが由来して、「Michaelmas daisy」という名でも呼ばれることがあります

 

ユウゼンギクの花言葉と誕生花

ユウゼンギクは次々に花を咲かせていく花付の良い植物。花言葉にはユウゼンギクの花の特徴が由来しています。

ユウゼンギクの花言葉は「老いても元気で」「若者に負けぬ元気」「後知恵」で、敬老の日にプレゼントしたくなるような花言葉ですよね。それにはユウゼンギクの花の特徴が由来しています。

ユウゼンギクは次々に花を咲かせ長く元気に咲き続ける生命力あふれる姿に「老いても元気で」、「若者に負けぬ元気」という願いを重ねたのではないでしょうか。

また、花期が長く11月頃まで見られるユウゼンギクは、秋に枯れる植物が多いにも関わらず、まだ開花することから「後知恵」という花言葉につながったと考えられます。

ユウゼンギク(友禅菊 宿根アスター)の特徴と育て方や花名の由来 花言葉と誕生花
写真:にじかげ@写真ACさん(写真AC)

花言葉:「老いても元気で」「若者に負けぬ元気」「後知恵」

誕生花:7月24日 8月26日 9月6日 9月10日 10月1日 10月14日

丈夫で愛らしい花に対する人々のイメージを物語っていると言える素朴な花。
ユウゼンギク(友禅菊)は庭で実際に育てて楽しむのにぴったりな、素朴で親しみやすい存在の花といえますね。


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