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ペチュニアの特徴
ぺチュニアはアサガオのようなラッパ型の花を次々と咲かせる夏の花で、アクシラリス種、インテグリフォリア種をもとに改良された園芸品種で花色や花形が非常に豊富な植物です。
1767年にフランスのコンメルソンがウルグアイで本種の白花を発見したのがヨーロッパに伝わったとされ、日本には「ツクバネアサガオ」の名称で渡来し、寒さに弱いため専ら一年草として扱われました。
花径5cmほどの小輪種、10cm以上の巨大輪種、一重咲き、八重咲きなどバラエティーに富み、花色も赤やピンク、青、紫、白など単色の他、縁取りのある模様やストライプ、絞り咲きなど様々な模様があります。
最近は黄花も出回るようになりました。
ペチュニアは雨に弱く育たなかったり、枯れる事が多々あることから人気は今ひとつでしたが、サントリーが日本の気候に適応できるよう、品種改良したのが「サフィニア」。
生育旺盛で1株が50~60cmかそれ以上にも広がり、ベランダなどでよく分枝して垂れ下がってる光景が街中でもよく見かけられます。
中輪や小倫で株を這うように咲き、雨にぬれても花が傷みにくいということで人気が高まり、園芸各社で品種改良が進みました。
科名 | ナス科 |
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種類 | 多年草 |
別名 | ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔) |
原産地 | 南アメリカ |
高さ | 30~50cm |
花期 | 5月~10月 |
増やし方 | 挿し芽、種まき |
ペチュニアの育て方
ペチュニアは十分な日差しを好むのでひなたで育て、また連鎖障害があるので、コンテナの場合は培養土を一新するか、花壇の場合は土質を改善します。
過湿を嫌い、風通しが悪かったりすると過湿で下葉が枯れ上がったりするので、水は土の表面が乾いてから与えるようにし、花柄はこまめに摘み、肥料切れにも注意しましょう。
夏には茎が伸びすぎて根元があいてきますから、全体の3分の1ほど残して切り戻します。
切り戻しで落とした枝で挿し芽で増やすこともでき、梅雨前に株全体を短く切り戻せば2番花が楽しめます。
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ペチュニアの花名の由来
花名の由来ですが、ブラジルのグアニラ語ペチュン(タバコの意)が語源で、たばこに似ていることからペチュニアといわれるようになりました。
和名の衝羽根朝顔(つくばねあさがお)は、花の形が羽子板遊びのつくば根に似ていることに由来します。
ペチュニアの花言葉
花言葉「心の平安」「心のやすらぎ」「心が和む」は、優しい花の色や形をして長く咲き続けてくれることから。
「楽しい時間」は、つくば根に似た花の形が由来です。
花言葉:「心の平安」「心のやすらぎ」「心が和む」「楽しい時間」
※サフィニア:「咲きたての笑顔」
誕生花:4月28日 5月10日 5月11日 5月14日 5月18日 5月28日 7月13日 7月22日 8月4日 8月16日 8月25日 8月30日 10月20日 10月30日 11月26日
白いペチュニア:5月10日 9月25日
ピンクのペチュニア:5月14日 10月18日