小さな花がかわいいスイートアリッサム

スイートアリッサム(Sweet Alyssum)の特徴と花言葉

スイートアリッサムの特徴

スイートアリッサムは、十字型の4弁花が
茎の先端に小さなまりのように咲く姿がかわいい花です。

 
花期が長く、茎は横に伸びるのため群集すると花のカーペットのようで
グランドカバーなどに良く利用されたり、吊り鉢にしても楽しめます。

 
花色は、赤、白、ピンク、オレンジ、紫、黄と豊富。

ほんのり甘い香りがあってナズナににてるため。和名はニオイナズナといわれていますが、
日本にいつ来たのかはわかっていません。

科名 アブラナ科
種類 一年草・多年草
別名 ニワナズナ、ニオイナズナ
原産地 地中海北岸~西アジア
高さ 8~15cm
花期 2~6月、9~11月
増やし方 種、苗、挿し芽

 

スイートアリッサムの育て方

スイートアリッサムは、本来は多年草ですが、
高温多湿に弱く、日本では一年草として扱われます。

 
耐寒性はやや弱く、霜に当たると、株が傷み、枯れないまでも花が咲かなくなるため
戸外でも霜の降りない日当たりのよい場所で育てます。

 
比較的、乾燥を好むので、地面が乾いたらタップリと水をやってください。

土がいつも濡れているようだと、湿気で葉が傷んだり、根が腐るため、
鉢植えの場合は土に触ってみて、湿っているようであれば水やりは控えます。

 
庭植えした場合も、土が乾いていたら水をやるようにします。
頻繁に水をやる必要はありません。

 
花がひと段落したら、全体を三分の一の高さに刈り込むと
脇から芽が出てきて、株が大きく育って、こんもりとなり花も増えます。

こぼれダネでもふえ、タネまきや栽培は難しくはありません。

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スイートアリッサムの花言葉

英名の「sweet alyssum」は、同じアブラナ科で
黄色い花を咲かせるアリッサムに似ていることからこの名前がつけられました。

 
なお、学名のLobularia maritimaは、ラテン語のlobulus(小裂片)に由来し、
細い葉に産毛のような毛が生えているため。

maritimaは海岸地帯の意味で海辺に自生すことを表しているそうです。

 
花言葉の「優美」「価値あるもの」「飛躍を遂げる」は、
春と秋に白い可愛い小花をこんもり咲かせながら芳香を漂わせる様子にちなみ、

 
また「奥ゆかしい美しさ」は、アリッサムの小さな花が控えめに咲き、
まわりの花の引き立て役となるところからきたのではないかと思われます。

そして「飛躍」は、春になると、一気にアリッサムの花が咲きほころぶ様子から、連想されたのだと思われます。

小さな花がかわいいスイートアリッサム
写真:Tsushimahikariさん(写真AC)

花言葉:「価値あるもの」「飛躍を遂げる」「優美」「飛躍」「奥ゆかしい美しさ」

誕生花:1月12日 3月14日 3月23日

 
※参考にさせていただいたサイトと書籍
みんなの趣味の園芸
wikipedia
花言葉ー由来
・四季の花便利帳(主婦の友社)
・誕生花辞典(大泉書店)
・花言葉/花図鑑(大泉書店)
・花と木の名前辞典(西東社)

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