日が昇ると花開くデイジー

デージー(Daisy)の特徴と花言葉

デージーの特徴

デージーは和名がひなぎくとも呼ばれ、古くから親しまれている可憐な花です。
野生種は花径2~3cmの一重咲の白ですが、園芸種は花色が豊富で花径5cm以上の大輪や八重咲きもあります。

 
地中海沿岸からヨーロッパに広く自生し、春になると野生のデージーが野原いっぱいに咲き、
人々の郷愁を誘う花といわれています。
はるか古代エジプトでも装飾に使われるなど古くから人々に愛されてきました。

 
日本には明治初期に渡来し、別名のエンメイギクは、
次々と花を咲かせ、花期が長いことからつけられたそうです。

 
矮性なので、花壇の縁取りに列植したり、コンテナに多く利用されています。

科名 キク科
種類 一年草・多年草
別名 ヒナギク、エンメイギク、チョウメイギク
原産地 西ヨーロッパ
高さ 10~20cm
花期 2~5月
増やし方 種、苗

 

デージーの育て方

デージーは晩秋から早春にかけてポット苗が流通しますので、
秋に出回る苗から育てるのが便利です。

 
水はけと水もちのよい土壌で日向を好む植物で、
寒風が当たったり、強い霜が降りたりするところは避け、寒冷地は霜除けをしましょう。

 
水やりですが、鉢植えの場合は、水切れを起こしやすいので、
鉢土の表面がよく乾いたらたっぷりと水やりします。

 
庭植えの場合はほとんど必要ありませんが、
あまりに乾燥してる場合はしっかり水やりを行ってください。

花がうなだれてきたり、黒ずんできたら、花茎のつけ根から切り取るといいです。

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デージーの花言葉

英名のデージーは、日が昇ると開花し金色の花芯を見せ、
日が暮れると閉じることから
「デイズ・アイ(太陽の目)」に例えて呼ばれたとされています。

 
一重咲の原種は、花びらを一枚づつ、ちぎって恋の行方を占う、花占いに使われたり、
ヨーロッパでは古くは傷の治療薬としても使われていました。

 
ギリシャ神話では、妖精のべりデスの化身とされ、
ラテン語で「愛らしい・美しい」の意味を持つ学名のBellisもそれにちなみ
花言葉の「美人」もそれに由来します。

 
花言葉「希望」は、光がさすと花を開く性質にちなみ、
「あなたと同じ気持ちです」という花言葉は、古い物語に由来すると言われています。

 
夫が戦死してまもなく愛児も亡くしてしまった未亡人に、
ある少女が「ひなぎくの歌」を歌って慰めたという話です。

 
同じ気持ちを伝える花として、
慰めの言葉を添えてデージーを贈るのもいいかもしれませんね。

日が昇ると花開くデイジー
写真:acworksさん(写真AC)

花言葉:「無意識」「純潔」「平和」「希望」「あなたと同じ気持ちです」「美人」「無邪気」「控えめな美しさ」

・白いデイジーは「無邪気」

・赤いデージーは「無意識」

・黄色いデージーは「ありのまま」

・青いデージーは「幸福」「恵まれている」

・ピンクのデージーは「希望」

誕生花:1月4日 1月9日 1月12日 1月27日 2月15日 3月4日 3月5日 3月6日 3月10日 3月12日 3月17日 5月27日 5月29日 9月10日

・赤いデージーは 3月17日

・白いデージーは 1月4日

・紫のデージーは 1月27日

 
※参考にさせていただいたサイトと書籍
みんなの趣味の園芸
wikipedia
花言葉ー由来
・四季の花便利帳(主婦の友社)
・誕生花辞典(大泉書店)
・花言葉/花図鑑(大泉書店)
・花と木の名前辞典(西東社)

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