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カキツバタの特徴
カキツバタは花弁に白い筋が入るのが特徴で、アヤメに似てますが本種は湿地性で
池や沼地などの浅い水中で育ちます。
50ほどの品種の中には、花菖蒲のように
外花被が3枚の三英花(さんえいか)と、外花被が6枚の六英花(ろくえいか)があります。
「いずれアヤメかカキツバタ」といわれるように、アヤメは水はけのよいところで育ち
一方のカキツバタは水生で、池や沼地など常に水のあるところを好みます。
八重咲きや斑入り葉品種などもあります。
科名 | アヤメ科 |
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種類 | 多年草(球根植物) |
別名 | カオヨグサ・フデバナ |
原産地 | シベリア・中国・日本 |
高さ | 50~80cm |
花期 | 4~6月 |
増やし方 | 株分け・種まき |
カキツバタの育て方
カキツバタは最も水を好み、日当たりのよい水辺が適しています。
水深は5~15cmくらいで、周年乾かさないことが大切です。
冬期、水が凍ってもかまいませんが、夏の高温期は、水温が上がりすぎないよう注意します。
鉢植えは、水をためた容器に沈めておき、株元まで水につかるようにしておきます。水の汚れ具合を見て、月に1回程度は水を入れ替えます。
花がらは花径ごと株元から切り取ります。
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カキツバタの花言葉
カキツバタはアヤメ属(Iris)の植物で、花の形がウサギの耳(Rabbit ear)に似ているため、Rabbitear Irisという英名になりました。
和名の由来は、昔は布を花にすりつけて染めたので「かきつけ花」が転じてカキツバタと名がついたとされています。
平安期の歌人在原業平が詠んだ「唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞおもふ」の和歌は、
歌の五七五七七の頭文字を並べ「カキツバタ」としたことで有名。
伊勢物語の中で、この和歌を題材にした能『杜若(かきつばた)』は、カキツバタの精がシテ役(主人公)となる室町時代に成立した演目。在原業平の華麗な恋の遍歴と仏の功徳を、謡と舞で幻想的に表現しています。
万葉集の中でカキツバタが詠まれた歌の1つに、「恋人を待てば幸せはやってくる」という歌がありますが、花姿が燕を思わせることから「幸せ」や「贈り物」を連想させ幸せに関連した花言葉が生まれています。
出典:HiCさん(写真AC)
花言葉:「幸福はきっとあなたのもの」「贈り物」「音信」「気品」「幸福」
誕生花:4月17日 4月29日 5月10日 5月13日 5月14日 6月10日 6月20日 7月3日
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