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シバザクラの特徴
芝桜は茎が地面を這って伸びる宿根草で、葉は1~2cmの針状、花は花径2cmほどと小さく、花色はピンクや白、赤や青、紫など多彩。
葉をすべて覆いつくすほどの数が一度に花開くため、満開時は地面に花のカーペットを敷き詰めたかのような光景になります。
写真:ミー★さん(写真AC)
最近は野原一面をシバザクラで咲かせて、観光の目玉にする地方都市などが増えてきました。
関西では兵庫県三田市の「芝桜園 花のじゅうたん」やヤマサ蒲鉾「芝桜の小道」、奈良県の「滝谷花しょうぶ園」などが有名です。
寒暑や乾燥に強く常緑のため芝生代わりに植えられていることもあります。
科名 | ハナシノブ科 |
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種類 | 耐寒性多年草 |
別名 | モスフロックス、花詰草、 はなしば |
原産地 | 北米 |
高さ | 10~15cm |
花期 | 3月~5月 |
増やし方 | 挿し芽、株分け |
シバザクラの育て方
這うように伸びて群集して咲くので、グラウンドカバー、石垣やロックガーデンのあしらいに最適です。
極端に水はけの悪い土や多湿で蒸れる場所は苦手です。
日当たりと水はけのよい場所であれば、容易に栽培できます。
水やりですが、土の表面が乾いたらあげるくらいで、毎日あげなくても大丈夫です。
苗は30cm間隔で植えつけます。
古株になると花つきが悪くなるので、株分けや挿し芽で植えなおしましょう。
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花名の由来
属名の学名「Phlox(フロックス)」は、ギリシア語の「phlogos(火炎)」が語源となり、その花色に由来するといわれます。
和名の芝桜(シバザクラ)は、サクラと同時期にサクラに似た花を咲かせ、その後は常緑の茎葉が芝生のように広がることにちなみます。
シバザクラの花言葉
花言葉の「合意」「一致」は、シバザクラが密集して咲くことに由来し、
また「臆病な心」の花言葉は、ごくごく小さな花が群れて咲く様子から、「群れるくらい臆病=臆病な心」が由来です。
写真:ころさん(写真AC)
シバザクラ全般の花言葉:「臆病な心」「合意」「一致」
濃いピンクのシバザクラ:「私を拒否しないで」
誕生花:3月9日 3月18日 4月8日 4月20日