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ハナカンザシの特徴
ハナカンザシはまるでドライフラワーのようにカサカサしている花です。
小さな蕾も愛らしく、ほんとうにかんざしのよう。
「花かんざし」は流通名で、学名はローダンテ・アンテモイデス(Rhodanthe anthemoides)。
オーストラリアの乾燥地が故郷だからか、生花の時からカサカサしていて
ドライフラワーに愛用されるのも納得します。
花色は白で、花は各枝先に1輪ずつですが、
よく枝分かれするので、5月ごろまで次々と咲き続けます。
花は夜になると閉じる性質があり、花弁のように見えるのは、
総袍片が変化したもので、本当の花は中央の黄色の部分。
花が終わり種ができると綿毛が生え、風に乗って旅立ちます。
ペーパー・カスケードと呼ばれる同種と思われる晩生のものは
茎が長く伸び花弁がとがっています。
ハナカンザシもペーパー・カスケードも花色は白のみですが、
一般に「ローダンセ」と呼ばれる和名のヒロハノハナカンザシという植物の
花色はローズ色と白があり、切り花の利用が多いです。
科名 | キク科 |
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種類 | 多年草 |
別名 | ヘリプテルム、ローダンセ |
原産地 | オーストラリア |
高さ | 15~40cm |
花期 | 12~5月 |
増やし方 | 挿し芽 |
ハナカンザシの育て方
ハナカンザシは日照の多い乾燥した気候を好むので、
日当たりと風通しがよい場所で管理します。
15℃くらいの冷涼な時期によく成長し、花も咲き続けます。
高温期は半休眠状態になり、多湿の状態が続くと株が腐るので注意してください。
暑さ寒さに弱いのですが、冬期の軽い凍結や霜くらいには耐えるので、
関東地方の平野部なら軒下などで冬越しできます。
花に水がかからないように注意して、用土が乾いたらたっぷりと水を与えるように。
ハナカンザシの花言葉
ハナカンザシの蕾の見た目からハナカンザシと呼ばれています。
英名のPaper daisyという名前は、カサカサと音がする質感からつけられたようです。
乾燥させても美しい色を保つローダンセはドライフラワーとしても人気の高い花。
花言葉の「変わらぬ思い」「終わりのない友情」も長期にわたって色あせることのないその姿に由来します。
花言葉:「温厚」「変わらぬ思い」「終りのない友情」「光輝を放つ」「思いやり」「温順」「明るい性格」
誕生花:2月13日 2月22日 2月26日 6月27日
※参考にさせていただいたサイトと書籍
・みんなの趣味の園芸
・花言葉ー由来
・四季の花便利帳(主婦の友社)
・花言葉/花図鑑(大泉書店)