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シクラメンの特徴
シクラメンはハート形の葉の中からたくさんの花径を立ち上げ、
花びらが反りかえった花を開きます。
冬を代表する花として人気があり、
秋の初めごろから年末にかけて鉢花として販売されています。
花びらの縁がフリル状のものや八重咲き、
香りのあるもの、銀色の葉など葉色の美しいもの。
大輪種の大きな花からミニ品種まで大きさも色々あり、
花色もピンクや赤、白、紅色など多くの品種があります。
最近人気のガーデンシクラメンは、
ミニタイプの品種群の中から寒さに強い選んでいるもの。
ロックガーデンや寄せ植えとしては、
ミニタイプのものやガーデンシクラメン、原種のものが適しています。
科名 | サクラソウ科 |
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種類 | 多年草 |
別名 | カガリビバナ、ブタノマンジュウ |
原産地 | 地中海沿岸 |
高さ | 10~30cm |
花期 | 11~4月 |
増やし方 | 種、苗 |
シクラメンの育て方
シクラメンは日当りと水はけの良い土壌を好み、乾燥気味に管理します。
最低気温が10℃以下になるときは室内に取り込
よく日の当たる窓辺で管理します。
一部の種類を除いて寒さにやや弱いですが、暑さにも弱いので
生育に適した温度は10~20度くらいの、やや肌寒いぐらいの場所がベスト。
ガーデンシクラメンは寒さに強いのですが、
直接霜に当たると株が傷むので、木の下や軒下などで育てます。
水やりは花や葉、球根にかからないように与え、
開花期が長いので開花中も追肥として液肥を月に3~4回ほど与えます。
花がらをまめに摘み、株を常に清潔に保つことが花を長く楽しむコツです。
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シクラメンの花言葉
シクラメンの花名はギリシャ語の「螺旋形」という意味のキクロスからきたもので、
花後の茎がらせん状にまるまることからついたとされます。
和名の篝火花(カガリビバナ)は、そり返った花びらの形を見たある貴婦人が「これはかがり火のような花ですね」と言ったことから日本の植物学者、牧野富太郎(1862~1957)によって名づけられました。
そしてシクラメンにも古い伝説があります。
そんな中、唯一承諾してくれたのがシクラメンでした。喜んだソロモン王はシクラメンに感謝の思いを伝えると、それまで上を向いていたシクラメンが嬉しさと恥ずかしさのあまりにうつむいてしまったそうです。そしてそれ以来、下向きの姿で咲くようになりました。
赤いシクラメンの花言葉の「嫉妬」は反り返った花びらが炎に見えることから、燃え上がる嫉妬心を連想したものと思われます。
ピンクの花言葉「恥ずかしがりや」は、雨から花粉を守るためにうつむきかげんに咲く特徴的な花形が、恥ずかしそうにうつむいているように見えることが由来です。
全般の花言葉:「恥ずかしがりや」「内気」「はにかみ」「遠慮」「気後れ」
・白いシクラメンは「清純」「思いやり」
・ピンクのシクラメは「憧れ」「内気」「はにかみ」
・青紫のシクラメンは「遠慮」「恥ずかしがりや」
全般の誕生花:1月4日 1月7日 1月8日 1月14日、2月4日 11月26日 12月7日 12月8日 12月10日 12月22日
・白の誕生花は 1月7日 12月5日 12月8日 12月10日
・ピンクの誕生花は 1月4日 2月4日