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オオベンケイソウの特徴
多肉質の葉を付けて直立する茎の先に、
星形に開く赤紫~ピンクの小さな花を密集して咲かせる多肉植物です。
ベンケイソウの花期は春~夏ですが、オオベンケイソウは秋。
ベンケイソウによく似てますが、雄しべが花弁より突き出て
涼しくなるにつれて花色が濃いピンクになり、
多肉質の葉は、全体に粉が吹いたようにしろっぽく見えます。
今では、ベンケイソウといえば、明治の頃に輸入された
中国産のオオベンケイソウを指します。
オオベンケイソウは薬草ともいわれ、
全草を夏の花期に採取して利用します。
切り傷、化膿止、解熱、止血、風疹などに効果があるといわれています。
横によく広がるので寄せ植えにはあまり向いていないようですね。
科名 | ベンケイソウ科 |
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種類 | 多年草 |
別名 | イキグサ、ハチマンソウ、セダム |
原産地 | 東アジア |
高さ | 30~50cm |
花期 | 9~10月 |
増やし方 | 株分け、葉挿し |
オオベンケイソウの育て方
ベンケイソウは、日当たりがよい場所で管理すると元気に育ちます。
ただし、夏場の日差しは強すぎるので、半日陰に移動して管理してください。
地植えにする場合は、水はけが悪いと根腐れを引き起こしてしまうので、
土質は選びませんが、水はけのよい場所を選びます。
耐寒性があり丈夫なことから、冬に屋外で管理しても越冬できます。
また水やりですが、オオベンケイソウは乾燥に強いので、
やや乾燥ぎみにして育てるのがポイント。
土が乾いていたら、たっぷりと水やりをしましょう。
寒くなると地上部が枯れますが、宿根して越冬するので、
葉が枯れたら切り戻してやると、春に新芽が吹いてきます。
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オオベンケイソウの花言葉
ベンケイ(弁慶)の名は生命力が強く丈夫さや増やしやすさから来ています。
オオベンケイソウは、明治の頃に中国からやってきた新米のベンケイソウですが、
もともといたべンケイソウより花が大きいのでオオベンケイソウと命名されたようです。
花言葉「機転がきく」は、花名の由来である弁慶が主君の義経が都落ちして
奥州藤原氏のもとに身をよせる途上の安宅の関で、機転をきかせたことが由来で
花言葉「穏やか」は、星形の淡紅色の花がたくさん集まってにぎやかに咲くにもかかわらず、
華やかではなく煙るようで、繊細な佇まいからつけられたと思われます。
花言葉:「平穏」「静穏」「静寂」「優しい心」「信じて疑う」「機転がきく」
誕生花:9月5日 9月13日 9月26日 10月26日
※紫ベンケイソウは 10月17日