実も花も食べれるナスタチウム

ナスタチウム(Nasturtium)の特徴と花言葉

ナスタチウムの特徴

ナスタチウムは独特の色合いが印象的な一年草の花。

黄色やオレンジ、赤、ピンクなどの5弁の花が、ハスの葉に似た丸葉にマッチして美しく
寄せ植え用として人気が高まっています。

草丈は30cm前後ですが、原産地では1.5mにも成長し、
花は一重、八重のものがあり、葉に斑が入る品種などがあります。

ハーブとしても知られていてピリッとした風味があり、ビタミンCやミネラルも豊富なことから、
葉や花はサラダ料理に、実や根はすりおろして薬味に、タネはピクルスにと大活躍。

また野菜を育てる時、一緒に植えると病害虫を避け、成長を助ける効果があるとされ、
中でもトマト、キャベツ、二十日大根とは好相性で、その香りでアブラムシを遠ざけてくれます。

科名 ノウゼンハレン科
種類 一年草
別名 キンレンカ、ノウゼンハレン
原産地 ペルー、コロンビア、ブラジル
高さ 20~100cm
花期 4月~10月
増やし方 種まき、さし芽

 

 

ナスタチウムの育て方

ナスタチウムは水はけのよい日なたで育てますが、
高温多湿に弱いので、真夏は明るい半日陰に移動させます。

夏に枯れたり草姿が乱れたりすることが多いので、
切り戻して咲かせるより、タネをずらして撒いて若い株を次々に咲かせるほうがきれいにできるようです。

もし、切り戻す場合は梅雨明けごろに、草丈の1/3くらいの位置で切り戻してあげると
秋にまたきれいな花を咲かせてくれます。

水は鉢土が乾いたらたっぷりあげるようにしますが、
水のやりすぎによる過湿に注意しましょう。

風通しをよくして管理し、花が咲き終わったら花がらの付け根から切り取ります。

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ナスタチウムの花名の由来

ナスタチウムの学名(Tropaeolum)はギリシャ語の「戦勝記念のトロフィー」の言葉に由来し、
花名のナスタチウム(Nasturtium)は、ラテン語の「nasus(鼻)」と「tortus(ねじる)」が語源となっています。

和名の金蓮花(キンレンカ)や別名の凌霄葉蓮(ノウゼンハレン)は、
花がノウゼンカズラに似て、丸い葉はハスに似ていることにちなみます。

 

ナスタチウムの花言葉

花言葉ですが、丸い葉は盾を、花は槍に突かれて血に染まった兜に見たててつけられたもので
「困難打ち克つ」「勝利」「愛国心」もそれにちなむといわれます。

実も花も食べれるナスタチウム
写真:cheetahさんによる(写真AC)

ナスタチウムの花言葉:「困難に打ち克つ」「勝利」「恋の火」「愛国心」「あざけり」「光の導き」

ナスタチウムの誕生花:3月18日 4月6日 4月12日 4月22日 5月11日 6月18日 7月25日 7月29日 9月6日 9月7日

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