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パンジーの特徴
パンジー(pansy)は花径5~8cmほどの愛らしい花を咲かせ、冬から春にかけての御馴染の花です。
一つの花に、紫+黄色+白、もしくは黄+青+紫などの3色で構成されていることから、サンシキスミレの別名で親しまれてます。
中には2色の花、単色の花も珍しくありません。
日本には江戸時代末期ごろ渡来してきました。
パンジーとビオラはとても似ていますがどうちがうのかというと
分類的にみれば全く同じ植物です。
花の置き差が4cm以上になった園芸品種をパンジー。
それ以下の小輪品種や原種をビオラと呼びます。
パンジーもビオラも花色が豊富で、園芸品種の数は千種以上。
ガーデニング初心者が育てられるほど丈夫なため、鉢植えやハンギングなど育てる場所を選びません。
科名 | スミレ科 |
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種類 | 一年草 |
別名 | サンシキスミレ |
原産地 | 北ヨーロッパ |
高さ | 10~15cm |
花期 | 1~5月 |
増やし方 | 種まき、苗 |
パンジーの育て方
パンジーは、生長の早い植物なので種と苗のどちらからでも育てられます。
日が当たる場所を好み、鉢の土が乾燥したら、鉢の底から流れ出るほどたっぷり水やりをします。
地植えなら水やりの必要はありません。
また、冬は気温が上がりはじめた午前中に水やりをしてください。
パンジーは花期が長いことから、茎が伸びやすく、倒れて枯れてしまうことがよくあります。
そのため、間延びしてしまった茎は、花が咲いていたとしても根本から切る「切り戻し」を行います。
パンジーの花名の由来
花の名前の由来は、フランス語の「パンセ(思索)」からきています。
花の模様が思索にふける人の顔を連想させる花姿からつけられました。
パンジーの花言葉
花言葉の「もの思い」は花名の由来にもなった、花の模様が思索にふける人の顔を連想させる花姿に由来し、「門のところでキスして」は、側弁の2枚がキスをしているように見えることに由来します。
さらに中世ヨーロッパの田園詩には、パンジーがしばしば「愛の花」「結婚の花」として登場しますが、
実際に、古い時代には男性が恋人に送る花として使われていたようです。
花言葉:「もの思い」「門のところでキスして」
誕生花:1月6日 1月9日 1月18日 2月2日 2月6日 2月8日 3月5日 3月11日 3月15日 3月22日 4月9日 4月10日 5月25日 12月27日